1:2014/08/09(土) 00:38:10.52 ID:
「毎日持ち歩けるコンピューター」として、この30年にさまざまな製品が提案されてきた。ここで、現在主流のスマートフォンやタブレットに連なる系譜を見ていこう。

 1980年代に、モバイルの主役だったのは、関数電卓から進化した「ポケットコンピューター」(ポケコン)と電子手帳だった。ポケコンはプログラミングに、電子手帳は個人情報の管理に使われていた。

 しかし、電子手帳には通信機能やデータのバックアップ機能がほとんどなく、他の機器と連携させることが難しかった。ポケコンはプログラミング以外の用途に広がらなかった。

 そのため、1990年代に入ると、パソコンとのデータ連携を強く意識したPDA(携帯情報端末)が多数登場する。外出先ではキーボードの利用が難しいため、シャープの「ザウルス」シリーズのように手書き文字入力機能を備えた製品が多かった。

1995年ごろからインターネットが普及し始めると、電子メールなどのやり取りのためにキーボードを備えたPDAも多く登場した。



1990年代後半には、米パームの「Palm OS」、米マイクロソフトの「Windows CE」など、PDA用のOSがいくつも登場し、製品数も増えた。しかし、通信をするには携帯電話を接続するなどの手間がかかっていたため、携帯電話が多機能になると市場が縮小してしまった。

 1999年に、NTTドコモが携帯電話でインターネット経由のメールや簡易Webサイトを閲覧できる「iモード」を始めた。KDDIは「EZweb」、Jフォン(現ソフトバンクモバイル)も「SkyWalker」で追随した。これに伴い、日本では通常の携帯電話の高機能化が進んだ。2000年にはカメラを搭載した製品が登場。2003年にはテレビチューナー搭載、2004年にはFeliCaによる決済機能搭載と、着実に機能が増えた。



一方、欧米ではメールを送受信できるスマートフォンが早くから根付いた。2003年には、カナダのリサーチ・イン・モーション(現ブラックベリー)が、キーボード付きの携帯電話「BlackBerry」を発売している。

 2005年になると、日本でもウィルコムが、PDA用のOSである「Windows Mobile」を搭載したキーボード付きPHS「W-ZERO3」を発売。一時は1カ月待ちになるほどの人気を博した。

 しかし、スマートフォンの普及が本格的に始まるのは米アップルが2007年に「iPhone」を発売してからだ。それまでのスマートフォンで常識だったキーボードを取り外し、大型のタッチパネルでほとんどの操作を実現。そして、同社が以前から販売していた携帯音楽プレーヤー「iPod」の機能も融合した。膨大なアプリを選んで自由にインストールできるところも新鮮だった。

 2008年になると、米グーグルが携帯電話用OSの「Android」を発表。OSの仕様を公開し、さまざまなスマートフォンの登場を促した。その結果、世界シェアで1位を獲得するまでになっている。

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